ここに住んでいるのは2匹のクサガメです。
1匹は2年前に近所の用水路で捕まえたメスの亀です。
僕自身は亀は小学生の時に飼っていたのが台風で水がいっぱいになってしまい、中にいた亀さんが溺れて死んでしまってから、それ以来飼えなくなってしまってました。
たまたま息子とメダカ採りをしているときにいたので、網で掬ったらあっさりと採れてしまいました。
「これ亀さんやで~」と見せていたら、息子はじーっと見つめていました。
「家に連れて帰りたいの?」と聞くと、「うん」と。
それで家に連れて帰ってみました。 25年ぶりに亀飼育です。
持って帰ったら、嫁さんは「なんで持って帰ってきたん~」とやっぱり言いまして(笑)長女は興味津々、とりあえず空いている古いクーラーボックスに入ってもらいました。
そこで気が付いたのが、この子、片手が肘から先が無いのです。
良く見ると、甲羅も少し欠けた感じ。傷はだいぶ古そうですので、おそらく子亀の時にサギかなにかに突かれて片手を失ったんでしょうね。
だから網で掬ったときに簡単に採れたんですね。
嫁さんは「お手て無いんやからかわいそうやん。早よ逃がしてき」
と言いますが、いやいや、自然界に身体不自由な方がきついでしょ(^^;)
まあ、これも出会いですので、一緒に暮らしてみようと(^^)
子供達は、亀が家に来たことに大喜びでした。
で、名前は何にしようかという事に・・・
性別を見ると女の子です。
クサガメのオスメスの見分け方は、おしりの穴の位置です(笑)
お尻の穴が甲羅に近い方がメス、しっぽ側がオスです。
子供達からは、かめたん、かめりん、ゴモラ(^^;)、たんたん、とか色々でますがなかなか決まりません。
数日たって、嫁さんが、タコの切れ端を「これかめ子にあげといて~」と言ってて、なんか「かめ子」がしっくりきましたので名前はかめ子に決定です(^^)/
名前も決まって、我が家の一員になったかめ子さんですが、ご飯をなかなか食べません。
たこをあげても、配合餌をあげても、しらすをあげてみても全然食べません。
川で一緒に採ってきた小鮒1匹とエビ5匹とタニシ5匹が一緒に暮らしていましたが、誰も食べられていません。
捕まったショックで食べないのかなと思ってましたが、その時は10月、亀は冬眠に向けて夏場に沢山ご飯を食べますが、秋になるにつれて食欲が無くなっていくようです。
一応、おやつになるようにオオカナダモも入れておきましたが、あんまり食べた様子はありませんでした。
そうこうしているうちに12月に、もう冬眠の時期です。」
同居していた小鮒とエビとタニシは池にお引っ越ししてもらって、
かめ子さんはクーラーボックスに水をはって蓋をしめてお休みになってもらいます。
冬眠している間に新居を作ってあげようかと(^^)/