2016年10月4日火曜日

我が家のビオトープ庭

我が家の庭には生き物が沢山住んでいます。

結婚して10年、最初はタフ舟(コンクリートを練る容器)を埋め込んだ池が一つでしたが・・・

長女が産まれて、リビングの90㎝水槽が置けなくなったので、それをベランダの軒下に設置して、そこにいる魚が卵を産んだから稚魚を育てるために40㎝水槽を置いて、その稚魚が大きくなってきたら育てる用の60㎝水槽、亀を飼いだしたから亀池、それと先日お客さんから場所をとるからもらってほしいと言われた90㎝水槽と・・・

庭にお魚関係がどんどん増えてしまいました(笑)

家の中では無いので嫁さんもそこまで文句は言わないけれど、おかげで色んな生き物も住み着いています。

水辺があると、それだけで寄ってくる生き物も増えてきます。水中に産卵するトンボや水を飲みに来るちょうちょ、アシナガバチ、水浴びに来る小鳥など、周りの植木やちょっとした菜園にも虫さんやトカゲも寄ってきます。

狭い庭なのになんだか盛りだくさんになっています。

庭に植物や池、生き物がいると季節感が味わえてなかなか楽しいですよ。

例えば、メダカ池ひとつとっても、

春先から、冬場枯れていた水生植物、ショウブやクワイ、ミズトクサ、コウホネ、ハンゲショウなどの新芽がでてきます。冬場は底の方に隠れていたメダカやタナゴ、ヌマエビ達も暖かい日はゆっくり動き出してきます。

春になると活発に動くようになってきます。植物もちょっと葉っぱがでてきます。ミジンコなどの微生物が増えて来て、池の中が動きが増えてきます。初夏になるとショウブが花を咲かせます。

夏場になってくるとメダカやヌマエビが卵を持ってきます。孵化した稚魚や小エビがところどころ姿を見せます。タナゴもオスに婚姻色が出て綺麗に彩ります。シオカラトンボが飛んできて縄張りにしています。生き物も活発になる季節ですが、猛暑で水温も上がってしまいます。

秋になると、水温も落ち着いて、産卵シーズンも終わりになります。初夏に産まれた子達もおおきくなってきています。水草も暑さがましになった分、良く成長します。冬越しに向けてお魚たちも沢山ご飯をたべます。バッタ達が水生植物の葉っぱが美味しいのかバリバリ食べられて穴だらけになっていたりと。

晩秋になると、魚たちの動きもにぶってきます。水生植物の葉っぱも枯れてきます。周りに来ていた虫たちもずいぶん少なくなってきました。

冬、植物も枯れて、魚たちも底の方でおとなしくじっとして春を待っています。上から見てもほとんど動きが無く一年で一番おもしろくない季節です(笑) 寒さの厳しい時は表面に氷を張りますが、全部凍るわけでは無いのでお魚も植物も大丈夫です。

そして、また春が近づくにつれて、生き物たちの動きが出てきます。

我が家の子供達も、いつも生き物が観察できる状態ですのでけっこう自然が好きになってくれています。

大きい池とかじゃなくても、ホームセンターに売っているような瓢箪池を埋めてみても面白いと思います。

そこに土やじゃりを敷いて植木鉢に水生植物を植えて沈めて、メダカや金魚、ヌマエビなどを入れてみたら、立派なビオトープ池の完成です。
ベランダでも水鉢を置いて飼ってみたら面白いかもです(^^)

我が家も子供達と楽しく観察できるように、また色々とやってみます(^^)v

 

→自宅の庭に簡単にビオトープ池を作る