池と言っても、そんな大層な池では無く、「タフブネ」というセメントを練る頑丈な容器を地面に穴を掘って埋め込んだものです。
ホームセンターにも売っています。大きさは色々ありますので、お庭のスペースで考えてみたら良いと思います。
新婚当初、これを作って見たくて、87センチ×59センチ×21センチのタフブネをホームセンターで買ってきて、埋め込みました。穴を掘るのが大変でしたが、(内部容積は水90リットルぐらいですかね?)周りにレンガを置いて、メダカなどを飼ってなかなか満足していましたが・・・やはりもうちょっと広いのが欲しいなー(チラッ)となってきます。
我が家の庭では野菜も少し植えているのですが、周りのお家の陰になって日が当たりにくいポイントもありますので、そこを有効活用できるように嫁さんに交渉してみました。
ちょっとデッドスペース気味でしたので、自分らでやるのならとOKもらいました。
それがちょうど2年半前の時です。
大きさはネット通販で103センチ×66センチ×24センチのを選びました。これ以上大きいのも魅力的ですが、さすがに怒られそうですので(笑)これでたぶん水量150リットルぐらいで、ドブガイを飼育するにも充分そうです(^^)v
通販から送られてきましたが、実物はなんとも大きく感じました!当時5歳と3歳の子供たちが中で充分寝ころべるぐらいでしたので(#^^#)
さっそく次の休みの日に、庭に穴を掘ってみましたが、掘っても掘っても、なかなか必要な穴の大きさになりません(;'∀')
3日に分けて地道に穴を掘っていき、遂に埋め込み用の穴が完成しました。息子も入ってみるとなんか嬉しそう(^^)
そして、ようやくタフブネを埋め込むことができました!
さっそくホースで水をたっぷりと注いでいきました。さすがにお風呂に近いぐらい入りますので、時間がかかります。丁度90センチ水槽が同じぐらいの水量ですね。
水は4分の3ほど入れたら、カルキ抜きを投入します。キャップ10杯、普段の水替えでもそこまで使う事は無いです。
しばらく馴染まして、カルキが抜けてくれたら、前からある池や他の水槽から種水を分けてもらいます。そうすることによってプランクトンや水をきれいにするバクテリアも早く増えてくれますので。
そこにメダカとタニシを数匹パイロットフィッシュとして入ってもらいます。彼らが活動してうんちなどもしてくれるとそれだけ微生物の活動も増えますので。
それと、前からの池から株分けした水生植物、ショウブとクワイ、それに稲を鉢植えに入れたまま沈めました。鉢植えで育てた方が植物の管理が楽だからです。
次の週はレンガを買ってきて、お魚が飛び出してしまわないようにと雨であふれても水だけ抜けてくれるようにするために、タフブネの縁にレンガを組んでみました。
周りを囲むだけでもけっこうな数になりましたが、セメントを塗って連結して、しばらく乾くまで置いておきます。案の定乾く前に息子が手をかけて落としてしまいましたが(^^;)
これで、ビオトープ池の完成です(^^)v
お手軽だけど、頑丈で、レンガで囲っているおかげで大雨でも心配なくいけています。日が経つにつれレンガも良い感じに周りと溶け込んでいます。
一番最初に作った池ももうすぐ10年経ちますが、頑丈でしっかりとクサガメ達が住んでいるお家になっています。
季節の移り変わりも楽しめるホームビオトープ池、お庭にスペースが余っていたりしたらおすすめです(^^)/ 総予算も1万円かかってませんです(^^)v